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JAL機エンジンから出火、羽田へ緊急着陸・バードストライクが原因か?確率と対策は?

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5日11時ころ、東京・羽田空港から離陸したニューヨーク行き日本航空006便(ボーイング777)の左翼エンジンから出火し、同機が羽田空港の管制に緊急事態を宣言しました。

乗客乗員にけが人は無し

 

 日本航空006便は千葉県・房総半島沖の太平洋上空で約1時間旋回して燃料を減らし、午後0時9分に羽田空港に無事に緊急着陸しました。同機には乗客乗員合わせて248人が搭乗していましたが、けが人はいませんでした。

エンジンから火のようなものが見える

日本航空によりますと、同機には左右の翼に1期ずつエンジンああり、離陸中に左のエンジンから火のようなものが上がっているのを管制官が確認しました。エンジンに鳥が巻き込まれる「バードストライク」の可能性が高いとみられています。

バードストライクとは?

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(引用元 https://ja.wikipedia.org

バードストライクとは、鳥が人工構造物に衝突する事故をいいます。鉄道や自動車などの乗り物、風力発電の羽、送電線や送電鉄塔やビルなどでも起きています。主に航空機と鳥が衝突することを指すことが多いです。

バードストライクの起こる確率は?

実はバードストライクは日常茶飯事起こっています。2014年度の1年間で日本では1967件起こっています。しかしその多くはエンジンにもほとんど影響が無いために知らされることはありません。ただしエンジンに鳥が巻き込まれるなど、エンジンに支障が出た場合は離陸の中止や緊急着陸をする場合があります。

JALANAなどの機長報告うでは毎月2~3件のバードストライクの報告があるそうですが、操縦席の窓や機体、翼の前面に当たる場合がおおいようです。

しかしこれだけ多くバードストライクが起きているということは知りませんでしたね。という事は、いつ今回のように緊急着陸が起きてもおかしくないと言うことになります。

ではその対策はどのようなものなのでしょうか?

バードストライク対策とは?

空港には様々な種類の鳥たちが生息しています。バードストライクを発生させた鳥の種類で一番多いのは、夏場に観測されるツバメで、全体の約半数を占めています。その他にはスズメ、ひばり、カラスなど、私達が日常で良く目にする鳥が多いです。

空港会社は空港内のバードストライク対策として様々な試みをしています。

  1. 空港内の環境対策
    低い草丈は、上空から餌をみつけやすい、地上で餌を取りやすい、外敵の監視が容易など、短い草丈の土地には鳥が多く飛来する傾向にあります。しかし草丈を伸ばし過ぎると航空灯火、航空無線の機能障害となることから、程よい草丈を維持するようにしています。また鳥の飛来しやすい湿地帯や調整池にはネットを設置し、鳥の餌となる虫の発生を抑制するために木酢液の散布なども行っています。
  2. 空港内の防除対策
    空港内を車両で巡回しながら、銃などを使用して威嚇します。発煙筒による煙火、空砲や実砲により威嚇し鳥を空港内から追い出す作業をしています。
  3. 猛禽類による対策
    バードストライクの発生を削減するために、鷹匠による鷹の威嚇行為で空港に飛来する鳥を近づけない対策を行っています。鳥が多いポイントを見つけると鷹を放ち、鳥を追い払います。

バードストライクは減少している?

空港各社は様々な対策を試みていますが、残念ながらバードストライクはゼロにはなっていません。何しろ自然に生活している鳥が相手ですから、限度はあります。航空機自体に何らかの対策をする必要もあるでしょう。実際にジェットヘリコプターでは吸気口にカバーがあり異物を吸い込まないように工夫されているものもあります。しかし旅客機にそのような対策がなされていないということは、経済性の面からもメリットがないのかもしれませんね。

まとめ

エンジンの1基にトラブルが発生しても飛行に支障はありませんが、より安全に飛行するためにさらなる対策が必要でしょう。今回はけが人もなく不幸中の幸いと言えますが、事故が起こってからでは遅すぎます。飛行機は乗り物の中でも事故率が少ないですから、今後も乗客の安全を守るために航空各社にはお願いしたいですね。